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◆九州◆グルメ情報

九州の甘い醤油に興味を持って購入しようとすると、かなり数が多いということに気づきます。また、九州の醤油は南にいくほど甘くなるそうなので、初心者でもトライしやすいのは福岡県の醤油でないでしょうか。福岡県の九州甘口醤油といえば、地元で愛されるヒグチ醤油が有名です。ヒグチ醤油の人気の理由は、「安心安全九州ブランド」ということです。また、その人気は、長い歴史にも裏付けされています。

樋口醤油は、明治13年創業という長い歴史である。前身である「ヤマヒ醤油店」は明治13年、九州の広大な田園地帯である筑紫平野の北部、福岡県の大刀洗という地で創業されました。明治13年は西暦で言うと1880年、つまり135年前から多くの家庭で親しまれてきたことです。まさに九州醤油の老舗ですよね。ヤマヒ醤油店から昭和25年に社名を今の樋口食品工業会社に改め現在に至るそうです。長い歴史の中で、数々の醤油品評会にて通算8回受賞しているというから歴史も実績もある醤油ブランドこそがヒグチ醤油だと言えるのではないでしょうか。

このような歴史と受賞経験を持つ樋口食品工業会社の醤油だからこそ、消費者が安心して購入できるわけですね。関東圏の人でも購入できるのはうれしい限りです。九州へ行った際にぜひ試していただきたいのはもちろん、普段から甘口醤油も常備して、普通の醤油で使い分けるのも良いのではないでしょうか。

九州ラーメンと言えば、何と言ってもトンコツスープが有名です。全国的に最も有名なのが、博多と長浜ラーメンですが、同じ福岡県であっても各地で味が微妙に異なります。その中でも久留米市は、九州ラーメンの発祥の地と言われており、それと同時に九州各地のトンコツスープのルーツであることも有名です。

久留米に最初に誕生したのは、宮本時男による屋台で昭和12年のことです。宮本時男は島原の出身で、昭和10年頃に横浜中華街にて中華そばの製法の修行をしたと言われています。中華料理の汁そばのスープは濁りがない為、宮本が最初に九州で作ったラーメンも、トンコツスープでありながら濁りがないものであったと伝えられています。

現在の主流になっている濁りのあるトンコツスープは、昭和21年に博多の「赤のれん」が発祥であると言われています。その後昭和22年久留米の「三九」で生まれたスープが、全九州の白濁スープの流行のルーツであるとされているのです。白濁のトンコツスープにストレート麺の組み合わせが基本となっています。トンコツスープの濃厚さの加減は各地によって異なりますが、やはり濃厚でこってりした味のラーメンであることが大きな特徴です。

福岡の定番料理といえば、もつ鍋か水炊かというぐらい、ともに本場中の本場ですよね。とくにもつ鍋は最近、進化型、創作型のお店が注目されています。伝統の醤油ベースにはじまり白味噌ベース、カレーベース、コチュジャンベースなど、新作が登場する博多ですが、ここ最近人気なのがチーズベースです。女性が好きなチーズフォンデュのようなもつ焼きです。

これまでのもつ鍋屋といえば、男性向けの店が多く、大抵は店で福岡ソフトバンクホークスの試合を見ながらの親父世代のための店が多かったのですが、さすがにチーズベースがメニューにあるもつ鍋屋は、若い女子にも入りやすい雰囲気でないと流行らないですよね。
そんなおしゃれな装飾を施しながらも、人気のチーズベースをメニューに加えている店が、もつ鍋こばやしです。
エスニック風のシャンデリアに装飾された店内は、どちらかといえば、焼酎一升瓶を手酌にもつ鍋をいただきながらホークスの試合を見るって雰囲気でなく、カップル向けの穏やかな空間を提供してくれる店です。
また、女子会にもお勧めの店で、特に女子に人気なのが、チーズもつ焼きだけでなく、醤油ベースや味噌ベースのもつ鍋の〆のチーズリゾットです。
ちなみに、小倉から来た女子には、カレーもつ鍋の〆のチーズリゾットが好評でした。
場所も、博多で最もおしゃれなスポットの三越天神前から徒歩2分ほどという立地にありますから、デートの後のディナーにもお勧めの店です。